盛岡市の歯医者|ゆいとぴあ歯科医院

親知らず(智歯)のリスク

盛岡市 本宮 ゆいとぴあ歯科医院です。
大人になってから生えてくる親知らずは第3大臼歯の俗称で、だいたい17歳から30歳くらいの間に生えてきます。全く生えてこない人もいれば、多い人では上下4本の歯が生えてくる人もいます。 親知らずが生えて来る頃には上下の歯が全て生えそろっているため、歯が生えるスペースが残されていない場合が多く、斜めや横向きに生えてきたり、全部が生えきらず一部だけしか出ていない場合があります。こうなると歯並びが悪くなったり、歯が磨きにくくなるために虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。また歯の間に食べ物がたまりやすく炎症を起こすこともあります。 まっすぐ正常に生えてくる親知らずならそのままはやしておいてかまいませんが、他の歯に影響がでたり歯茎に炎症が起こりやすくなる場合は、抜歯したほうが歯の健康の為には良いと言えます。 他の歯の場合と抜き方は同じですが、生え方に問題がある場合には抜くのが難しくなります。歯肉を切って抜かなければいけなくなることもあるので、歯科医と良く相談して場合によっては設備の整った病院で抜歯をしたほうが良いことがあります。 生え方に問題がない場合でも、口の奥にあって歯ブラシが届きにくいので通常よりは念入りに歯磨きなどの手入れをしたほうが良いでしょう。