盛岡市の歯医者|ゆいとぴあ歯科医院

親知らず(智歯)抜歯後の麻痺やしびれ

親知らず抜歯後の副作用として、麻痺やしびれがあります。それには少なからず治療を行なうには麻酔薬を使用するためです。しばらくは話しにくい状況もありますが、2~4週間で治まるのが一般的です。一時的なしびれは2%以下、長期に渡るものも1%以下との学会報告があります。治療法としては対処療法となり、内服薬が処方されることが多いです。内服薬はビタミン剤などであり、副作用はほとんどないと言えるので安心して服用出来ます。また鍼やレーザー治療などでも効果がみられることもあります。早期であれば神経ブロックなども効果があります。
難しい親知らずの治療となると麻痺の出現率も上がります。そして治療中、神経が損傷されることで他の部分の歯が痛むこともあります。また今まで痛かった部分を治療したことで今までは気になっていなかった他の虫歯が疼くこともあります。治療後、感染を起こすこともありますので麻酔から覚めたら口腔ケアはしっかり行なうことが大切です。
この他にも高熱や痛みの持続、出血、患部の違和感など様々な副作用もあります。
いずれにせよ、自己判断せず症状の持続、増強、悪化などあれば治療された歯科医へ行くことをオススメします。