親知らずは抜歯前や抜歯中も注意が必要ですが、抜歯後も注意が必要です。
抜歯当日の注意点は、痛み、出血、食事、入浴があります。痛みは麻酔が切れると痛みが出るので、痛み止めの服用をするように言われた場合は飲みます。食事は出血が止まっていれば軽く食べるなら可能で、もし食べ物が歯を抜いたところに入ったら軽くゆすぐ程度にして触らないようにする。アルコールは飲まないようにする。歯磨きやうがいをやりすぎると、かさぶたの役割をする血餅が洗い流されて骨がむき出しになって痛みます。入浴は、抜歯の程度によりますがなるべく入らないようにした方が良いです。止血したところから出血や痛みが腫れが出てくる恐れがあります。
抜歯翌日の注意点は、腫れや出血、痛みなどがあります。腫れたところには軽く冷やします。出血は抜歯した時と同じぐらい出血が続けば問題です。痛みは数日続くこともあるので薬を飲んで様子を見ます。
その後、歯茎を縫った場合は一週間ぐらいで抜糸します。抜歯した穴に関しては1か月から数か月くらいでふさがります。もし穴に血餅ができていなかったらドライソケットの可能性があります。