盛岡市　本宮　ゆいとぴあ歯科医院です。
顎関節症は２０代から３０代の女性に多い病気で、口があけにくかったり口をあけるとカクッという音がしたりします。食べ物を片方の側だけで噛むクセがあったり噛みあわせが悪くなると顎の周りの関節が炎症をおこしたり、まわりの筋肉が硬くなったりしてこのような症状が起こるようになります。重度になると口があけられなくなることもあります。 稀に親知らずを抜くと顎関節症になる人がいます。歯を抜いた後に無理に大きな口をあけて顎の関節に負担をかけたり、歯磨きをきちんとしないことで炎症をおこし発症につながるのです。下顎から生えている親知らずは顎に密着しているので、それを抜いた後を清潔にしておかないと、そこからばい菌が入ったりして顎の関節に悪影響を及ぼすこともあります。無理をせず普通に手入れをしている場合には発症することはありません。歯医者さんの注意を守ってきちんとケアをすることが大切です。 顎関節症は歯並びを矯正することで、噛み癖などがなくなり症状を改善することができます。また歯並びの悪さは肩こりや頭痛などの症状を引き起こす他、歯の磨きにくさにもつながり虫歯や歯周病になりやすくなります。 親知らずを抜かなければならなくなる人は顎が小さく歯並びが悪い人が多いので、注意が必要です。